カカクコムの決算とか事業を分析してみた
こんにちは。
今日は、カカクコムの決算と事業を分析してみたいと思います。
手間いらず(比較.com)の分析をした際に、競合であるカカクコムの分析をしたいなぁと思っていたのですが、時間が経ってしまいました。
早速、分析していきましょう。
会社概要
大株主を見ると、デジタルガレージが20.4%、KDDIが16.9%を保有しています。
会長には、デジタルガレージの林氏が就いています。
決算とか(2022年3月期)
売上高:51,723百万円
営業利益:19,147百万円
経常利益:20,897百万円
純利益:14,294百万円
PER:39.59倍
PBR:11.75倍
ROE:30.1%
配当利回り:1.45%
時価総額:491,648百万円(2022年6月9日時点)
営業利益率37.02%、純利益率27.64%、さすがです。儲けすぎなくらい儲かっています。
PERが約40倍、PBRが約12倍と株式市場での評価もしっかりとついています。
事業
売上構成比を見てみましょう。
だいたい、価格.comが40%、食べログが30%くらいというところでしょうか。
価格.comと食べログで合わせて売上の70-80%を占めていることがわかります。
それぞれの売上源は、
価格.comは、ショッピング/サービス/広告で満遍なく収益が上がっていますが、食べログに関しては、飲食店販促がセグメント収益の80%を占めていることがわかります。
調べると、価格.comのショッピング/サービスの区切りは、価格.comにおける商品の取り扱いの違いだけのようでした。
食べログの方は、当然コロナ禍の影響を受けていたわけですが、それでも有料店舗は増えつつあり、やはり食べログが強いビジネスであることがわかります。
新興メディア・ソリューション・金融セグメントは、旅行、物件探し、映画、保険など他分野でも業務を行なっています。